鬼巻簾

見たり聞いたり思ったことを残していこうと思いました。

鬼巻簾を買いました。

初めまして、社会人1年生(そろそろ2年生としての年度を迎えつつある今ではありますが)の葛原です。
このブログを書くに至ったのは、通勤時間や何気ない時間にふと考えたことや、誰かに何かを言われて思ったことをどこかに書き記そうと思ったからです。というのも、社会人として2017年を過ごしたわけなのですが果たして2018年の私は2017年の12月29日に何を思って何を考えていたかなんて確実に覚えていないだろうと。それどころか何をしていたかすら覚えていないだろうとも思います。過去のことを振り返る時間が大切かどうかは分かりません。実際仕事をしていると先のことを見据えていなければならないことが殆どですし、明日はこれをやらなきゃ、来週までにはこれをやらなきゃ、なんて考えていると恐らく過去を振り返ることなんてなかなか出来ないわけです(もちろん個人差は当然あります)。

そこで、私に過去を振り返る時間、いろいろ考え事をしてもいい時間を設けようかと思い至りました。きっかけなんて何でもいいんですけどね。笑

ちなみにブログタイトルの「鬼巻簾」は、まさに今日鬼巻簾を買ったからです。鬼巻簾、というもの自体実は昨日初めて知りました。日本人のどれくらいが知っているんだろう…とも思いましたが、私はとにかく昨日知ったわけです。皆さんご存知ですかね?

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普通の巻簾と違って内側がギザギザになっているので、伊達巻の外側がもこもこになるんです。
そろそろ伊達巻を買われる方が多いんですよね、この時期。販売業に携わっているので、伊達巻を売るぞ!と意気込んでいたのですが、仲良くしてくださっている上司Fが私にこう聞いてきたのです。

「年末ってはんぺんが売れるんだよ。何でか知ってる?」

で、検索したんですよね。OK、Google、つって。それで知ったんですけど、伊達巻ってはんぺんから出来てたんですね。かれこれ料理は8年間くらいやってきたのですが伊達巻なんててっきり卵に味付けして卵焼きの要領で作るものだと思ってました。卵焼きの要領であまり間違いは無いんですけど。
そんで「伊達巻ってはんぺん使うのかー!!しかも結構簡単に出来るんだー!!」と完全にテンションが上がった私に上司Fはこう続けたわけです。

「葛原みたいに伊達巻が手作りできるって知らない人多いと思うんだよ。そこにさ、伊達巻ってこんな簡単に手作り出来るんですよーってリーフレットと、サンプルの手作り伊達巻が売り場にあったら作ってみようかなって思わない?」

なるほど。
上手くのせられてしまった感じは否めないのですが、すっかりテンションが上がった私は早速伊達巻を作ることにしたんですね。それで鬼巻簾というものを知り、今現在鬼巻簾で巻いた伊達巻を冷蔵庫で寝かせているわけです。明日から31日まで激務ですが、伊達巻と一緒に頑張っていかねば…といった所存です。

のせられてしまったといえば、クリスマスの時は上司Sにサンプルとして置いておくパエリアを作るように言われましたね。

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作った人の特権として(勝手に)少し食べさせてもらいましたが、結構美味しかったです。
で、ここで私の仕事を何となく書かせてもらいますと、私は魚を扱う販売業をしています。入社当時はそれこそ燃え上がってはいたものの、何となく今はモチベーションを探してぼんやりしているような感じです。ちゃんと仕事はしてますよ(汗)
直属の上司Sがローテンションなのでそれにつられてローテンションになってしまっているので、何か糸口を探さなくちゃなと考えています。上司Sはローテンションで寡黙な人ではありますが、細かい計算をして売り上げをとろうとする人なので、私とはちょっと違うんです。私は結構単純な人間なので、どちらかというと「おー!やってやるぜ!!」というテンションでガツガツ攻めたいタイプ。でも上司は上司なので、今は彼に従って職場を守らなくちゃいけないな、と思いながら自分のモチベーションを持て余しているところです。
で、料理が好きなことを生かしてこの魚はこんな食べ方すると美味しいよ~、ということを発信していきたいなと考えていたりはします。ぶっちゃけ、2か月前に残業過多が理由で辞めたい!!と思っていました(結局残業過多は私が内部告発をキメて解決しました笑)。辞めて、個人経営の魚料理メインの居酒屋を切り盛り出来たらなぁ、なんて夢物語を考えてたりなんかもしてました。そんな時に家で色々魚料理を作りながら妄想に妄想を重ねて少し楽しんでいたことがありました。笑
今はこの会社で自分と向き合いながら仕事をこなしていこう、と考えているので、出世して指揮する立場になるまでは知識と力を蓄えていくしかないなと腹をくくったところです。1年目で辞めたいなんてゆとり世代が~!なんて言われても仕方ないんですけどね💦でも社会人ってこんなに大変なんだなと、体感させられた1年でした。
使えるお金が増えたこともさることながら、魚を扱う仕事なので、魚を一から捌けるようになったのはこの仕事に就いて良かったことの一つです。家で鯵のお造りを作ったときは「私すごくね?」なんて思いました。

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他にも鰹を捌いて土佐作りのサラダやガーリックフライにしたりもしました。

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職場だと気づかなかったのですが、鰹ってこんなに大きかったんですね。包丁が小刀にしか見えませんでした。笑
個人的にこれは予想以上に美味しかった料理なのですが、鯖のトマト煮込み。

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鯖の脂身とトマトの甘酸っぱさが絶妙にマッチしていました。ほうれん草や茄子などの野菜が入っているとさらに◎です。
他にもまだまだ作ってみたい魚料理がたくさんあるので、来年もどんどん作っていけたらなぁと考えています。あとは片刃包丁欲しいです。笑



長々と魚料理(はんぺんを使っているので伊達巻も魚料理とカウントします笑)について綴ってきましたが、そんな感じでのんびりやっていく予定です。お菓子作りや読書、自然を堪能しに小旅行することも趣味なのですが、この話はまたいつか別の日に。